肩関節周囲炎(五十肩)

・症状
肩関節周囲炎は、一般的に四十肩、五十肩と言われる場合が多く、40~65歳、特に50歳頃に多く見られます。肩関節に炎症が生じ、肩関節の運動障害と痛みが現れます。
寒さによって痛みが増し、夜間に強くなる傾向があります。上腕や肘まで痛みが広がることもあります。
肩関節の可動域が小さくなることが特徴です。腕を背中側に回す動作が難しくなります。

☆当院の施術 鍼灸、指圧マッサージ
急性期の場合は冷やしますが、通常は肩関節周囲の筋肉の硬さをほぐすために、患部を温め指圧マッサージを行います。その後、刺鍼することで凝り固まったっている老廃物を取り除き、血流を良くし、筋肉の弛緩を促します。また、刺鍼することで、痛みを感じる閾値を上げて痛みを感じにくくする作用も促します。
最後に可動域のリハビリ運動を行います。痛みのあった箇所の状態をご自身で確認していただき、普段の生活習慣の改善に繋げます。

・経過、回復
順調に回復すれば、1年~1年半で日常生活に支障がなくなることが多いです。