寒暖差 体調不良

急に涼しくなり、じめじめした天気のせいで、体調を崩された患者さんが来院されます。
夏の気候は、東洋医学の五臓である『脾』という消化器系の臓器の働きを弱めます。
五臓とは、『肝』『心』『脾』『肺』『腎』の事です。
『脾』は、栄養と不要物の運搬の働きをし、消化器系に関係します。
なぜ『脾』の働きを弱めるのかというと、エアコンや冷たい飲み物で体を冷やし、室内と外の気温差などで、体のバランス、自律神経のバランスを崩すからです。

東洋医学でこれから秋を迎える体をつくるために必要なことは、まず『睡眠』です。
日中は、なるべく体を動かして、汗をかくように心がけてください。そうすることで、体内のバランスが安定します。

また、夏の間に負担をかけた消化器系の臓器は、温かい食事でいたわってください。
夏の疲れを引きづらないためにも、秋の季節に対応するためにも、『睡眠、運動、食事』に注意して、生活していきましょう。

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